グループ鍋を遠目に見ている人

今週のお題「紅白鍋合戦2023」

 

 寒くなってくると暖かいものがほしくなりますね。夏にいただくホット・コーヒーとは美味しさが違うような気がします。寒いのは嫌だけど、美味しく感じるのは好きという人は、多いのではないでしょうか。


 さて、今週のお題は「最近飲んでいるもの」から、「紅白鍋合戦…」に変わったようです。金曜日を楽しみにして、お題に挑戦するという人も多いのでしょうか。飲み物から食べ物へ、そして紅白が加わって絞り込むのも大変そうにも思えます。普段から鍋を幅広く食べている人には、そうでもないでしょうか。先週から比べると、人を選ぶかもしれないお題ではありますね。


 鍋と言えば、わいわいとグループでつつくというイメージもあります。音楽や読書好きのグループ。2023年生まれの人によるグループ。自動車やレストラン、雑談・日記などのグループ。あるいは、手帳好きのグループ。似顔絵、だいすき! なんてグループもあるかもしれませんね。好きなグループに加わって、好きなものの話でもしながら、美味しい鍋をつつくのは、冬の醍醐味と言えるのではないでしょうか。


 そうは言っても、人間なんてみんな赤の他人。グループに入ってとけ込むことは苦手という人もいるでしょう。
 本当は早くグループに参加したい。だけど、参加しようと手を伸ばしても、真っ白いページに飛ばされてしまうんだ。そう言って嘆いている人もいるかもしれません。


(ああ、どうやったらちゃんとグループに参加できるんだ?)


 そんなあなたにおすすめの鍋は、鍋焼きうどんです。
 普通のうどんは、「器が熱くなってますので、お気をつけて」なんて言われても、熱いのは最初だけです。2、3度ふーふーしたら、食べ切る頃には冷め切っていて、最後までは楽しめません。
 鍋焼きうどんなら、気休めのような湯気が立つだけではありません。ぐつぐつと煮え立つ熱さが、身も心もあたためてくれることでしょう。独りだって大丈夫です。千円を少し超えることを覚悟できたら、トライしてみてください。